はしもとひでのりは戦う~②定額給付金をめぐる民主党の「ぶれ」
定額給付金の支給が、全国トップを切って青森県西目屋村と北海道西興部(にしおこっぺ)村で5日から始まっています。
この追加経済対策について、民主党は一貫して反対姿勢を貫き、衆院解散・総選挙をにらんだ「ばらまき」だと批判して来ました。
公党として反対の姿勢を明確にしてきたわけです。
しかし、民主党はこの方針を180度転換しました。
但し、地方議会においてのみです。なぜか?
実はこの定額給付金。支給されるかどうかは、市町村議会で補正予算が成立するかどうかで決まってしまうからです。つまり、民主党が多数を占める地方議会において、この補正予算を否決した地域だけが定額給付金をもらえなくなる事態が生じるのです。
民主党は恐れたのでしょう。「なぜ、うちの町だけもらえないんだ!給付金がもらえないのは民主党が反対したせいだ」と言われることを。
このような姿勢を世間は何と言うか。「ぶれ」と呼ぶのです。
二言(ふたこと)目には「総理はぶれている」と批判し続けている民主党は、自らの「ぶれ」をさらけ出した形になりました。
政策について、党本部と地方組織が全く違った行動をとる。これは「ぶれ」を通り越して、実は政党の体をなしていないことを示しています。
「筋を通す」という意味で、僕もこのブログを書きながら、ここ10年の小沢氏の政治行動を振り返ってみました。
自民党→新生党→新進党→自由党→民主党。しかも、民主党代表になってから自民党との大連立の仕掛け。
実は、いちばん「ぶれ」ているのは、小沢一郎氏ではないのか。
この追加経済対策について、民主党は一貫して反対姿勢を貫き、衆院解散・総選挙をにらんだ「ばらまき」だと批判して来ました。
公党として反対の姿勢を明確にしてきたわけです。
しかし、民主党はこの方針を180度転換しました。
但し、地方議会においてのみです。なぜか?
実はこの定額給付金。支給されるかどうかは、市町村議会で補正予算が成立するかどうかで決まってしまうからです。つまり、民主党が多数を占める地方議会において、この補正予算を否決した地域だけが定額給付金をもらえなくなる事態が生じるのです。
民主党は恐れたのでしょう。「なぜ、うちの町だけもらえないんだ!給付金がもらえないのは民主党が反対したせいだ」と言われることを。
このような姿勢を世間は何と言うか。「ぶれ」と呼ぶのです。
二言(ふたこと)目には「総理はぶれている」と批判し続けている民主党は、自らの「ぶれ」をさらけ出した形になりました。
政策について、党本部と地方組織が全く違った行動をとる。これは「ぶれ」を通り越して、実は政党の体をなしていないことを示しています。
「筋を通す」という意味で、僕もこのブログを書きながら、ここ10年の小沢氏の政治行動を振り返ってみました。
自民党→新生党→新進党→自由党→民主党。しかも、民主党代表になってから自民党との大連立の仕掛け。
実は、いちばん「ぶれ」ているのは、小沢一郎氏ではないのか。